Boys Day -SMT

2018.08.15 (Wed)

C


やろうと言ったのはその場のノリみたいなもので。
皆で集まった時に、決まった事。

結構、いやかなり恥ずかしい。

でも、やるからにはベストを尽くす。

それがあの人の姿勢であり僕の姿勢でもあるから。

「おお~、可愛いじゃないのウリチャンドラ。」
「ヒチョリヒョン。」

SMTソウル。
ギュラインでやるステージを前にヒョン達と写真を撮る。
今回はスホも一緒に。
近いうちにギュラインに加入か、とも言われたりして。

「ん~、ミノは思ったほど可愛くならなかったな。」
「な、ヒョン!酷い…」
「お前は”男”のまんまがいいみたい。」
「ヒチョリヒョン、僕も…って言うか皆男なんですけどね。」
「いや~、チャンミナはさ。SMFの女子にも引けを取らないんじゃねぇ?」
「何言ってんすか。」
「いやいや一番可愛い。」
「はいはい、ありがとうございます。」
「お、あー、じゃあ聞いてみようか?」
「誰に…」

前からテミンと来るのはユノだ。

マズイ

いや、別にマズくはないんだけど。
どうせ見られるんだけど。

「ユノヤ!」
「ヒチョリヒョン。」
「なあ、この子らの中で誰が一番可愛い?」
「…え、あー…」

気まずい

僕だと言って貰っても困る
…僕だと言って貰わなくても困る

「そうですね、スホですかね。」
「え!チャンドラじゃないの?」
「…スホですね、短い髪も可愛いし。」
「へー、ユノはこういうのがタイプか。」

聞いてれば相変わらずヒチョリヒョンは言いたい放題で。
誰彼思う所はあるものの文句一つ出ないのは、
何だかんだと言いつつヒチョリヒョンには一目置いてるから。
ユノがヒョンに嘘をつくわけはないし、本当に…
スホが可愛いと思ったんだ。

「誰がタイプかと言われたら、ですね。」

ユノの片方にはそのスホに怖い笑みを送るテミンの腕が絡んでいるし、
スホはそれに気付くどころかユノに満面の笑みで答えているし。
僕の横でシウォニヒョンは声を押さえて笑ってるし、悪友キュヒョンはポカーンだし。
結局、自分が欲しかった答えも貰えず。

こんな姿を見せるのが恥ずかしいと思った自分が何だか酷く馬鹿らしい

「…仕事だしな。」
「え、なにチャンミナ。」
「いいえ、何でも。
もうそろそろ行かなくちゃいけないんで、ヒョンいいですか?」
「おう、頑張れよウリチャンドラ。」
「あざっす。」

何か言いたげなユノと、そのユノから離れないテミンの横を通り過ぎる。

ああ、ヒールって歩きにくい。
散々マメ作って練習したって、やっぱり慣れない。
こんなものを履いて踊るガールズグループには頭が本当に下がる思いだ。

「チャンミン。」

その呼ばれ慣れた心地よい声音に、頭より先に身体が反応して歩みが止まる。

「…何ですか。」
「ちょっといい?」
「あー、でもそろそろ出番だから…」
「時間は取らない。」
「………。」

ゆっくり振り返ると、絡まれた腕を解きテミンの頭を撫でるユノが目に入った。

「頑張れよテミナ。」
「はい!後で部屋に行きます。」
「んー。」

名残惜しそうなテミンに手を振ると、可愛い顔で振り返してくれた。
最近では大人っぽい表情を見せたりもしていて、本当に魅力的な子だと思う。
テミンと仲が悪い訳ではない。
でも、プライベートで一緒にいようと思うような関係じゃないってだけだ。

バタンと楽屋のドアが閉まる。
入る間際にマネヒョンに「誰も暫くいれないで」と言うユノの声が耳に入った。

どさりとユノがソファに腰掛け、ゆっくりと手招きされて。
言われるままにユノの方へ近づいた。
そしてユノの前に立った瞬間、グイっとスカートを引っ張られた。

「本当にやるの?」
「はぁ?」
「これ。」

そう言ってスリットの入った部分を捲られる。

「っちょ、何すんですか。
ってゆーか、やるに決まってるでしょ。
だから、こんなん着てるんだし。」
「んー、そうだよなー。」
「ユノ、時間ない本当に。」
「あのさ、」
「はい?っわ…」

腕を引っ張られてユノに覆いかぶさる形でソファに倒れ込んだ。

「う、重い…」
「すみません!ってか、ユノが引っ張るから…」
「うん、へーき。」

身体を起こそうとしたのに、ユノの腕が僕の背中に回ってそれはかなわない。

「誰か入って来たら…」
「女装したチャンミンに襲われたって言う。」
「あーそうですねー。」
「あはは。」

至近距離で見つめられるといつも心臓が跳ねる。
何回こうやっても毎回変わらずに。

「チャンミナ、綺麗だね。」
「はあ?だってさっきスホが一番だって…」
「まあ、そうなんだけど。」
「ちょっと、もう放して…」
「ねぇ、知ってた?」
「何をっ、ってか重いでしょ?
っつーか、放せって…」
「Girls Dayのミナちゃんはユノペンだってこと。」
「っ。」

バレる

色々バレる

早く離れないと

「し、知らなっ…」
「嘘だぁ、チャンミナ耳真っ赤だしね。」
「うっさいんですよ。」
「へー、だからお前がミナちゃんの役だったのねー。」
「なにを言ってるかぜんっぜん僕には…」
「まぁ、俺もその子が俺のペンだとは知らなかったんだけどさっきまで。」
「…でしょーね。てか、本当に放せ。」
「あ、ゴメン。」

ユノから身体を起こして乱れたウィッグを掻き上げる。
本当に女子ってのは色々大変だ。
髪もウザイし、足は痛いしで。

「可愛いね、チャンミナ。」
「あー、はいはいもういいですから。」
「本当だって。」
「僕、もう行きますから。」
「ちょっと待てってば。」
「おわっ、」

腕をまた引っ張られて、今度は座ったままのユノの顔に自分の顔がぐんと近づいた。

「俺、耳に髪の毛かけてる子好き。てか、かける仕草が好き。」
「へぇ。」
「一回されてみたかったのよねー。」
「なにを。」
「髪を耳にかけながら、キス?」
「はあ?」
「今、夢が叶う。」
「しねーですから。」
「え、何でだよ。」
「髪のながーい子にしてもらえばいいんじゃないの。」
「ん?」

ああ、本当に。
ユノは僕を苛々させるのが上手い。
意識してるのか無意識なのか解らないけど。

頬をつまんでユノから離れた────

「っ。」

つもりが。
項に回ったユノの腕に掴まってしまった。

「して。」
「嫌だ。」
「して。」
「やだってば。」
「して。」
「僕は女じゃないし。」
「何言ってんの。」
「女の格好してるだけだし。」
「知ってるけど?」
「だったら…」

若干下にあるユノの顔。
僕を見つめる時の目はいつだって優しい。
今だって酷く柔らかく弧を描く。

「まだまだだねチャンミナは。」
「何ですか。」
「こんな時にさー、”いいですよぉ”って髪掻き上げながらセクシーな感じで迫ってくれないと。」
「なにそれ。」
「ま、そんなとこが可愛いんだけど。」
「っ、…ン…」
あっと言う間に言葉ごとユノに絡めとられる。

「…変態。」
「お?ヒョンに向かって言うね。ほら、こっち。」
「って、なに…」

結局はユノの膝の上にお姫様抱っこのような形で座らされた。

「腕はここで、こっちの腕はここ。」
「ちょっと、」
「もっかいね。」
「ユ…」

ああ、そして。
ユノは僕を掬い上げるのが誰より上手だ。

こんな格好してるからか、ユノからのキスはやけに濃厚で。
せっかく引いたリップが無駄になるくらい、溶け合うみたいなキスをした。

「ん───っ?っちょ、…ユノ、」
「なに。」
「手、どこに入れて…」
「だってスリット入ってるから入れやす…」
「馬鹿!!!!」

これがステージ始まる間際までの僕とユノ。
一緒にステージ上がるのも久しぶりで、こんなやり取りもやけに嬉しい気がした。




END









今日から4年前なんですね~。
幻のチャンスニがこの世に生まれたのが(´д⊂)
4年経ってもKINGユノとチャンスニのツーショットは必ずあるって(2人のスマホ内)信じてるから!
はよ公開しなさ~~い(=∀=)
しかも、ちゃーたんがやった立ち位置の子はユノペンだったんですよね!
からの~本気のチャンスニ!
ユノ、耳に髪を掻き上げる仕草が好きって言ってなかったっけ~~~。
うちのちゃーたんマジ可愛いからね(嗚咽)

んでも。
あの4人の中でちゃーたんが一番綺麗で女性らしかった。
グループ背負ってんなぁって本気を見てファンでいれたこと誇らしかったもんな。
当時に書いたヤツだから、ちょっと色々ごめんなさいね←




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コメント
こちらでお会いできるとは思ってなかったので、びっくりとただただ嬉しいです♡
本当に月香さん??なのか・・・忙しいのでは??とか思ったり(勝手にw)
でも、グルグルちゃーたんや掬い上げユノは!!!やっぱり!!!月香さんw
また、お話読めるの嬉しいです~本当に!!!

今日、いや昨日はチャンス二誕生の日で可愛いスニちゃんがたくさんツイに復活していましたねwww
あれは・・・幻の1日になってしまうのでしょうか・・・ずっぅ~~~とユノとの2ショも待ちわびたままで・・・ユノの理想の人のままそのものでしたもんね~~^^そして、後から出てくるユノペンミナちゃんの立ち位置にしろ、チャンミンが一番綺麗だった(鼻の下伸び~)にしろ、お胸自前ですの~~にしろ・・・萌え萌えエピがたくさんありましたもんね~~^^こんなイチャイチャあったでしょうね~><
思い出し笑いみたいな・・とても幸福感を感じちゃいました^^
お話楽しみに待ってます~~!!!(早く受験時期が過ぎるといいですね・・・仕方ないけど・・・)

陽 | 2018.08.16 02:04 | 編集
陽さん

こんにちは!
見つけて頂きありがとうございます\(^o^)/
Twitterでは特に告知とかしてなかったので…
またこうやってお部屋でお会い出来て嬉しいです♡

昨日はチャンス二dayでしたねー!
何回見てもやっぱり1番最高に綺麗ですよ〜(ˊ̥̥̥̥̥ ³ ˋ̥̥̥̥̥)
何年経ってもいい♡
今のチャンス二も見てみたいですけどね〜
さらに美しさに磨きがかかってそう(笑)

更新はのんびりですので、お暇つぶしに読んで貰えたら⤴︎ ⤴︎
またよろしくお願いします♡
ツキカ | 2018.08.16 14:46 | 編集
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