Odette

背中合わせの2人のお話
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Oh my little lady .1

僕はそもそもが、人に笑顔を振りまくのが得意な方ではない。自然に零れる事はあっても、それを誰かの為にってのは、中々ハードルが高い。目が合って、にこりと微笑むのにも抵抗があったりするのに。ライブ中に出るそれは、夢中の中での無意識であって。特別自分が意識してる訳ではない。そういうのは多分、この人の場合、考えたりもしないんだろうな。「ユノオッパ!!」「おわぁ~~、ナヨン久しぶりだなぁ。元気にしてた?」「っ...
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Oh my little lady .2

店に向かうバンの中で。チャンミンを補充とか恥ずかしいことほざいて。前に座るマネージャーの隙を付いて、キスされた───---2人して店に入ると。先に集まってたナヨンの仲間という彼女らの視線が、一斉に僕達に集まる。そして。キャ──── ッ!!!!───悲鳴。特にこの年代の女の子の叫びは、耳に突き刺さる。容赦ない。「きゃぁ!!チャンミンオッパも一緒だったんですねぇ!!」「ユノオッパ~、隣座ってくださぁい!!」「私の横...
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Oh my little lady .3

思い切り疲れるだけの時間だったような気がする。でも、あれがきっかけでナヨンの周りが少しでも変わってくれたらいい。「つ──…かれたぁ…っ」ドサッと倒れこむようにして、ソファに沈み込んだ。もう何もする気にならない。若い子、いわゆる女子高生世代と付き合うのはかなりの体力を消耗するってことを実感する。まさに世代ギャップ。久しぶりの仕事以外での疲労感。ユノはそんな僕の様子を横目にキッチンに入って行く。「はい、お...
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Oh my little lady .last

行く前にユノによってつけられた種火(キス)は、ずっと僕の中で燻ぶり続けてた───。これは、貴方の無意識の策略簡単に囚われる───身体中に余すとこなく、ユノの熱い唇が這いまわる。まるで大切なものに触れるように、それは酷く優しい。それは蜜な時間でも、リアルに仕事している時間でも変わらない。同じ男だからもっと強くしても壊れたりしないのに、こんな風にされると何だか泣きたくなる。「マーキングしてい?」「なっ、んで...
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