コイヲスレバ .1

2018.09.05 (Wed)

*CM


僕の兄貴分みたいで、
いつの間にか恋人に変わった人は。

いつもいつも、
僕に纏わり付いて。

煩い。

どこ行くの?

誰と?

何食べる?

美味しい?

好き?

好き?

なぁ、好き?

俺のこと?

煩い、煩い、煩い。

「─── っはぁ…っ…」

「チャミニヒョン、何か溜息深くないですか?」

久し振りに事務所の先輩、後輩達との食事。
市内の店に集まってワイワイ騒ぐ。

国内と国外を行ったり来たりしてる僕達にとって、
こういう時間はホッとする。

僕の横に座って、
話しかけてくる後輩のミンホ。
くるくる大きな瞳をきらきらさせて、
何故か嬉しそうだ。

「ん?お前は…何か嬉しそうだね?」

「えー。そんな事ないですけど。
ただ、何かすげー長い溜息だと思って。」

「そうだった?」

「はい。気付いてないんですか?」

「自分じゃ分かんないよ。」

でも、理由は…分かってる。

珍しく僕の傍を離れて、
みんなと笑い合ってるあの人。

いつもだったら、
本当にどうしようもないほど僕にくっついて…
何かと世話を妬いてくるのに。

まぁ…
正確に言うと、世話を妬いてるのは僕の方だけど。

だから、今日も。
そうなるだろうと予想して…先に溜息を付いてみたんだ。

でも。
何か、おかしい。

あの人が全然寄ってこない。

僕の横に誰がいたとか、
僕の肩に誰が触れたとか。

いちいち、いちいちチェックするクセに。

今日は見向きもされない。

「アレ、今日ってもしかして…」

って、これもしかしなくても。

すごく自由なんじゃないか?

ユノの事は勿論好きで、すごく大切だ。

だけど、みんながいる前で必要以上に過保護にされても困ってしまう。
僕には僕の立場みたいなものもある訳で。

嬉しくない訳じゃないけど、
何て言うか、恥ずかしいって言うか。
複雑な感情。

「ユノも寄ってこないし、今日は楽に飲めそう。
ミンホ、飲もう。」

「え?はーーーい。
どんどん付き合いますよ、ヒョン!!」














何でだ?
僕、どうした?

グラスに口を付けたまま、
何故か目で追ってしまうのは。

…やっぱりユノ。

そして、かなり飲んでるのに酔えない。

あの人これが始まってから一回も、
寄ってこない。

いいんだ、コレが普通だし。

ユノはユノで楽しそうだ。

テミンと笑い合って、
テミンと触れ合って、
テミンに食べさせてもらって、
テミンに食べさせて…

食べさせて?

は?

ちょっと待て。

それはやりすぎでしょ。

しなくていい、そんなの。

「チッ、テミナも嬉しそうな顔しやがって。」

「え?何か言いましたヒョン?」

「いーや、つかミノお前飲みすぎ。」

「んんーーー?だってヒョンが飲もうって言ったんですよぅ?」

ケラケラと腹を抱えて笑い始めた。

…全然、面白くない。

何だ、コレ。

いつも煩いくらい纏わり付く人が、いないなら。

ラクチンなはずなのに。

僕の心はイライラ、ずんずん重くなる。

「はぁ…っ…」

「あ、また溜息。」

「んあ?」

「今日のチャンミニヒョン、おかしいですよ?」

全然、おかしくないって。
いつもと変わらない。
普通だし。

…多分。

普通だ、そう普通。

…なんだけど、何か調子狂う。

あれ。
ユノがこっちに来る。

「チャンミン!飲んでるっ?」

…来た。

「まぁ。」

「どうした?体調悪い?」

「別に。」

「元気ない?」

「別に。」

「チャンミナ?」

くそーーーっ。

そんな顔、
誰にでも彼にでもしやがって。

僕だけ特別じゃなかったのかよ?

「チャンミナ、コレさっき食べたら美味しかったから。ハイ?」

そう言って俺の口元まで、
運んでくれた。

「……っ。」

嬉しいのに体が動かない。

「あーーー、いいなぁチャミニヒョン。
ユノヒョンから世話妬いてもらって。」

そんな声が聞こえて、
僕はキレた。

そう、それは全く理不尽極まりないキレ。

「うるさい!
つか、ユノヒョン!僕は子供じゃないんだから!!!いちいち世話妬かないで下さい。」

「あ、ごめ、」

あ。
めっちゃ自己嫌悪。

ウソだって、すごく嬉しかったのに。

だって僕の周りに貴方がいないだけで、
気持ちがフラフラして。

どんだけ飲んでても酔えなくて。

「じゃぁ、ユノ俺に食べさせて~。」

そう言って、
おもむろにユノの肩を抱いた。

「シウォナ。」

「チャンミン、何かイライラしてるしさ。
俺と飲もうぜ。あっちでさ。」

「あー…、そうだな。」

そのまんま腕を掴んで、
奥の席へと移動して行った。

「あー、チャミニヒョンが怒ったから。
テミンが言ってましたよ?
僕と話してるのに、チャミニヒョンの事ばっかだったって。コレ、好きかな?とか、コレ、食べさせてあげようとか。
ヒョンの事ばっかり気にするって、拗ねてましたけど。」

マジ、ムカつく。

僕をどんだけ格好悪くさせて、
振り回せば…

気が済むんだよ!!

って、僕。
どんだけ好きなの?

あの人の事。

「ああああ!もう!!」

血液がぎゅうっと頭に上ったり、
すーーーっと血の気が引くみたいに下がったり。

こんな感情は初めてだ。

つか、ユノ。
肩抱かせてんじゃねぇよ。

マジ、隙見せすぎなの。

「ミノ、僕ら帰るから。
みんなには上手く言っといて。」

「はーーーいっ。
仲良くしてくださいねっ。」

そんな返事を頭のどこかで聞きながら、
ユノに近づいた。

「ヒョン、帰りましょう。」

「えっ?あ?ちょっと、」

腕を掴むと立たせて、
有無を言わさず出口へ向かった。

「ちょ、チャンミナ…痛いよっ、手っ…」

店の前に待機してた事務所の車に、
先にユノを押し込んで横に俺も乗り込んだ。

「宿舎に帰る。」

そう、運転手に告げた。

「おいっ、…どうした?
何か俺、お前怒らせることした?」

ユノが謝る事なんて何もない。

振り回されてる、
その感情を上手くコントロール出来ない僕が悪い。

「マジ、ムカつく。」

自分に。

そして、このどうしようもなく愛しい人に。

どうやったら分かってもらえる?

不安気に僕の顔を見上げるユノに、
すごく意地悪をしたくなるんだ。

冷たく突き放して、
だけど、僕をもっともっと求めさせたい。

ユノがみんなに優しいのは知ってるけど、
でも。
それに、僕と他の人の区切りを作って欲しいんだよ?

分かってないでしょ?







最初の考えと違う風に、二人が進んだ(笑)←よくあるね
どうやら短く続く模様:(´'v'):

本編が、ちょい重でですね(作者的に)
ちょい7th.は休憩。

軽く食べられるホミンちゃんを♡
サクサクサクサク(食べる音)←

*お礼*
拍手からのコメントありがとうございます♡
こんな僻地ブログに来て頂けるだけで嬉しいのに…(つд⊂)
有難く読ませて頂いてます!本当に嬉しい。
これからもよろしくお願いします♡



コイヲスレバ .2

2018.09.06 (Thu)

*YH


チャンミンを怒らせた?

さっきから窓の外に顔を向けたまま、
一言も喋らない。

何かやったっけ?
うーーーん。

だけどさ。
いつも俺が纏わり付くと…
チャンミンはすごく嫌そうな、
…困ったような顔をするから。

だから今日は、離れてようと思った。

だけど、ミンホと仲良く飲んでるのが見えて。
だから、テミナと仲良くするフリをしてみても。

チャンミンは全然、気にもしない。
まぁ、当たり前だろうけど。

俺は。
この想いを僕は出しすぎなのかも知れないなぁ、
なんて後で反省してみたりする。

テレビの前に映る自分は。
何処か子供っぽさを残しつつも…
やっぱり、二人のリーダーで年上って言うのが頭にあるから。
どうしても、最後まで崩しきれない。

でも。
だから。

チャンミンと一緒にいる時。
その仮面が外れた時は、
…酷く甘い自分になるのが分かる。

チャンミンに甘えたくて、
チャンミンに構って欲しい。

俺だけ見て欲しくて、
俺だけに世話を妬いて欲しい、みたいな?

だけど…
チャンミンは、違うみたいだ。

もしかして、俺の事…
好きじゃないのかな。

何て、ちょっと弱気になる。

俺が纏わり付くから、
仕方なく俺に付き合ってくれてる、だけとか?

そうなの?

そんな感情が込み上げる。

車を降りて、玄関を入るまで…
ずっと無言のままだった。

エレベーターの中でも、
後ろを向いたまま。

玄関に入り、
セキュリティの施錠の音がした瞬間。

チャンミンがくるりと振り返って、
俺と視線を合わせた。

「チャンミナ?」

「ユノ、何で僕の横にいなかったんですか?」

「…は?」

「さっき、テミンの世話妬いてたでしょう?」

あ、見てたんだ。

「世話って…ただ、ご飯を食べてただけだろ。」

「食べさせてた。」

「あぁ、…それは、別にいつもじゃん。」

僕より年下だし、いいかなって。
弟みたいで可愛いから。

お前もやってるじゃん。
特に、ミンホとさ。

だけど、ちょっとは気にしてくれるかなって…
ずるい考えもあったけど。

「僕の傍にいなかったくせに。」

チャンミンが微かに口元を緩めて、
どこか曖昧に微笑んだ。

「だって、お前…
俺が傍に行くとチャンミンは、
迷惑そうだから。いつも…」

「うん。…めっちゃウザイです。
煩い。」

「っ。」

そんなハッキリ言わなくても。
ったく、俺にはマジで容赦ない。

「でも、いない方が。
ウザくて、煩いんですよね。」

「チャンミン?」

「僕の心が。」

「お?」

玄関の壁にチャンミンの腕で、
縫いとめられた。

腕の檻で囲われ、
俺の視線は行き場を失う。

顔、近いって。

「ユノ。
マジ、ムカつくから辞めて下さい。」

「な…にを?」

「僕以外のヤツに、世話妬いてもらうの。」

その言葉に思わず視線を合わせると、
今日ずっと見たくて見れなかった、
いつもの優しい笑顔がそこにあった。

「僕の事だけ、…好きでいて下さい。」

「チャンミナ。」

俺は、いつだってお前しか見てないよ?

ゆっくりと唇が触れた。

ただ合わせるだけの優しいそれに、
胸がぎゅうっと鷲掴みされたみたいに痛む。

何かこんなの…
チャンミンが嫉妬してるって…
言ってくれてるみたいじゃない?

やった。

でも、あのチャンミンが?
まさか、ね。

ちゅっちゅっと音を響かせながら、
沢山のキスを俺に落としてくれる。

堪らなくなって、
チャンミンの身体をぐっと近くに抱き寄せた。

形勢逆転って感じ。
その身体を今度は俺が、壁に縫いとめた。

「こんなにハマってるなんて、
自分でも思ってもみなかったです。」

微かに離れた唇から漏れる、
この上なく愛しい言葉。

「俺は、お前だけだって…
いつも、言ってるじゃんか。」

「ハイ、飽きもせずに…何度も、ですね。」

そりゃそうだ。
俺は愛を存分に与えたい人間だから。

言葉ごときで躊躇なんてしてられない。

俺は甘えたい人間だけど、
抱かれたい人間ではない。

「チャンミナ、
ベッド、行く?
シャワー…浴びたい?」

繰り返されるキスの合間に、
尋ねた。

「んふ…っン…っ…
いぃ、このままっ…」

唇を離そうとすれば、
いつの間にかそれが追いかけて来て。

どんどんと深くなってく。

潔癖な人が許してくれる、
そのままで愛する事を。

それを受けなきゃ男じゃないでしょ。

チャンミンを抱き上げ、
ベッドルームのドアを足で開けた。

チャンミンに怒られるな。

「ユノ?…行儀が悪いです。」

ほらね。









あのさ!!!
… ←これ、多くないっ?!マジで('∞'*)



コイヲスレバ .3

2018.09.06 (Thu)


*YH


肩に抱え上げたチャンミンを、
ベッドにそっと降ろした。

「…相変わらず、無駄に力がありますね。」

そう、照れ隠しなのか…
可愛くない言葉を吐き出すチャンミンに。

思わず自分の口元が緩むのを止められず、
その顎を掴んで唇を寄せた。

「うん。
チャンミンを抱かなきゃいけないから、力がいるからさ。」

「そう、言うことっ…言わないで、下さいっ…」

「んー?」

あんだけ俺を煽っておいて、
こっちが強気に出ればそんな顔して。

ホント、マジでどうしてやろう。

俺に対しては、
容赦ない言葉ばっかり吐き出すくせに。

突き放せば、
この腕を掴みにかかる。

他に目を向ければ嫉妬するくせに、
自分は構わず他のヤツに構う。

俺をぐちゃぐちゃに掻き乱す、
唯一の人間。

それがお前だよ、ったく。

どさっとチャンミンに覆いかぶさった。

何度しても、
何度こうやって上から見ても。

全然、飽きることなんてなくて。
交わる度にその欲求が深くなる。

それをチャンミンは意識してないから、
それはそれで頭に来るんだけど。

俺にこうやって触れる指先が、
俺を欲してるって知らせてくれるから。

まぁ、いっかって思ってしまう。

俺って単純だしね。

目にかかる前髪を指で払って、
額に小さいキスを落とした。

ふるっと身体を微かに揺らす感じが、
ぎゅっと瞼を閉じる仕草が、…堪んないね。

「チャンミン。」

「…はい?」

俺は、チャンミンの。
返事の仕方がすごく気に入ってる。

返事してるような、
逆に聞き返してるような。
そんな曖昧な。

「毎日、一緒にいる時はこうやって俺に抱かれて飽きない?」

「─── え?」

そんな思いしてるのが自分だけみたいで、
腹立つから。

少しだけ嫌なヤツになってやろう。

口元を親指でぎゅっと拭い。

「ここにキスするのがさ…」

頬に指を滑らせ。

「こんな風に撫でるのがさ…」

両手で細いしなやかな首を掴んで。

「容赦なく痕を残されるのがさ…」

シャツを全開にし。

「ここにも、ここにも。」

感じる部分に唇を寄せ、
軽く噛んだ。

「こんな風にするのが…」

赤く残る痕。

「俺でさ。
─── 飽きない?」

俺は確かに。
愛を言葉にするのを惜しんだりはしないけど、
たまには。

お前から求められても、
いいだろ?

直接、言葉で…
その口から。

「─── ユ、ノ?」

ただ何もせず、
じっとその顔だけを見つめて。

その言葉を待ってみる。

分かりきった答えだけど。

強いくせに、冷たい言葉を吐くくせに。
そんな顔、すんだよな。

ぎゅっと唇を噛んで、
その想いをどうやって伝えようか…
頭の中でぐるぐる考えてる。

瞬きだけがすごく増えて、
お前が不安がってるのが…
手に取るように分かる。

ああ、俺ってダメだよな。
好きなヤツ泣かせて、喜ぶなんて。

チャンミンより、よっぽど酷くない?

でも。
あると思うんだけどね、そういう思いって誰にでも。

征服したい欲、みたいな?

相手が想う相手であれば、あるほど。

「ユノ…そんな風に、思ってるんですか?」

「ん?」

「僕が、こうやってされるのが、
貴方でなくてもいいって、そんな風に…」

「んー…」

思ってないけど。
それは許せないし。

「僕は。
好きで、なけりゃ男相手にこんな風になったりしな…」

ああああ。
泣ーかした、泣ーかした。
ゆーのが泣ーかした。

心の中で舌を出して、
ガッツポーズ。

ゴメンな、チャンミン。
一応、謝ったりもして。

「嘘。」

「はぁ?」

「んな事、思ってない。
お前には俺しかいないだろうし…
俺にもお前しかいない。」

で、結局。
思いを口にするのは俺の方。

もともと、どっちでも良かったんだけど。
俺が言ったから、チャンミンが言わないから…
そんな子供みたいなこだわりなんて。

ただそれを口にしようとする、それが大切だって思うだけで。

にやりと口元を上げると、
俺に組み敷かれたチャンミンの顔がみるみる赤くなって。

「ふ、…ざけんなっ!!!
僕が、どんなっ…もう、いい。
嫌いだ、ユノなんて。
どけよ。」

俺の胸を押しやって、
身体を起こそうとするチャンミンを、もう一度ベッドに縫いとめる。

「ダメ。」

「うるさい。
僕をからかって楽しんでるんだろっ…」

まぁ、少しは。

「チャンミン、俺の事嫌いなの?」

「はぁ?嫌いだよ、マジむかつくっ、
ホントむかつく。もぅ…」

「ええ~俺の事、嫌いなのぅ?
俺は好きなのに、チャンミンしかいないのに~~。」

「言ってろ。」

「ホントだよ?」

「─── どうでもいい。
部屋にもど…っ…ン…」

本当なのに。
ったく。

うなじとベッドの間に手を鋤き入れ、
そのまま持ち上げて。
噛み付くみたいなキスを仕掛けた。

目尻に浮かぶ涙を掬いつつ、
その唇の感覚を堪能する。

お前じゃなきゃだめだし、
俺じゃなきゃだめでいて欲しいから。

「─── ごめん。
ちょっと意地悪、しすぎた。」

俺はお前になら、
素直に謝ることだって出来る。
自分を晒け出す事なんて何でもない。

チャンミンの前ならね。

「ばか、ユノっ…嫌いだ…っ…」

「うん、ゴメン。」

「…好きじゃなきゃ…」
こんな泣きたくなるわけ、
ないだろっ…」

「うん。」

「そうじゃなきゃ。触れ合っただけでこんな…なったり、しない…」

途切れ途切れに紡ぎだされる、
言葉が。

密着した体から感じる、
確かな反応が。

もてあますそれに、
長い脚をゆっくり立てて身をよじる仕草が。

言葉でなくても、
ちゃんと伝えてくれる。

俺が好きだ…
って。

愛してる…
って。

「やん、チャンミンのえっちぃ~。」

「はぁあ?うるさいっんですよ!っん…」

濡れた唇をもう一度、
俺のそれで塞いで。

その思いが零れださないように、
俺が受け止めて。

「チャンミン。
明日、立てなくなったらゴメンね。」

「は?や、ちょっと、…」

そのままそっくり返してやる。

お前の身体に。

「チャンミナ、大好きだよ。」

「分かって、ますよ…っ」

感じよう。

いつもの時間を、
いつもみたいに、
二人で。









ちがーう!!!こんなんホミンじゃない!!!(今の雄叫びwww)小っ恥ずかしいから早めに終わらせよう!!!ムズムズムズムズムズムズムズムズ


コイヲスレバ .LAST

2018.09.07 (Fri)


*CM


飽きるなんて、
…あり得ない。

求めて求めて、
やっと手に入れたその腕の中。

貴方に触れられれば、
ふっと微笑まずにはいられないし。

貴方に口付けされれば、
心臓がどくどくと跳ね上がって。

その瞳の中に、
誰かが映りこんでると思うだけで。

僕は嫉妬に狂う、
フツウの人になってしまうんだ。

何とか保ってる、
芸能人としての最強な僕も。

貴方の前には簡単に、
ひれ伏してしまう。

貴方こそ、
最強だと思う…ユノ。

貴方が僕に飽きる日が来る事はあっても、
僕には絶対。

そんな日が来ない気がする。

「チャンミン?
…ゴメン、意地悪しすぎた?」

首筋に冷たい感覚がして、
ふるりと身体が揺れる。

舌先を滑らせ一本の線を描き、
目的の場所に着いたら。

ユノの印を残そうとするから。

「…付けて、いい?」

「だっ、ダメですよっ…」

「んーー…付けたい。」

「ダメ、んっ…ダメです…絶対…」

「じゃぁ、どこだったらいいの?」

「ど、どこって…っ」

んな事、マジマジと訊かれても。
何て答えればいいんですか?

腰が触れ合う度に、
反応してしまって熱がどんどん篭って行く。

そんな僕に気付いて、
ユノがゆっくりと身体を下にずらし始めた。

「ユノ?ちょっ…」

「チャミナ、苦しそうだから。」

え?
ええ?

イヤ、ちょっと待ってください。

「え?あ、いいですって!
僕、シャワーも…っ…」

そんな僕にお構いナシに、
下着ごとジーンズを下げられた。

うわ。

外気に触れて改めて、
自分が昂ぶってることに気付かされる。

「いい、このままで。」

そうユノが呟いたかと思ったら、
うねるみたいな快感が一気に駆け上がった。

ユノの口の中は、
本人の心みたいに熱くて優しくて。

どんだけ愛されてるのか、
知る事が出来る行為。

ユノにしか許さない、
…絶対に。

「あ、ココに付けとこ。」

僕から口を離し、
そのまま舌先を横にずらして。

「え?…っつ…」

太腿を抱え上げられて、
その内側をぎゅっと吸われた。

「消えたらまた付ける。
俺しか確認出来ないし。」

「なんですかっ、ソレ…」

「へへ。」

嬉しそうに幾つも痕を残して、
一体何歳なんだか。
そんな無邪気な顔で、
してる事は大人すぎるくらいなのに。

そのギャップに、
毎回の事ながらくらくらする。

「チャミナはさ。」

「はい…っ?」

「どこもかしこも、
綺麗だな。」

「な…にを、言ってるんですか?
頭、おかしいんじゃっ…」

「はは。
そうかも。」

相手がチャンミンだからね。

そんな声がしたかと思ったら、
さっきよりも強い刺激が僕を包んだ。

「───うぁっ…」

ユノが僕にくれる愛撫は。

どれも濃くて、熱くて。
僕をダメにする。

僕のいいところを、
舌先で攻められる。

ユノの唾液なのか、
僕の溢れるものなのか、
どっちか分かりもしないくらい。

顔を隠したくなるくらいの、
濡れた音を響かせて。
ユノが舌を上手くつかって舐め上げる。

その度に、
ぞくぞくとした感覚が背中を這い上がって来て、
イってしまいそうになるから。

「っユノ!んなにしたら…
すぐイっちゃう…って」

「んあ?いいよ。」

咥えたまま微笑まれても。

その漏れ出す色気に、
ますます昂ぶるだけだってば。

僕の脚の間で、
ユノの頭が上下するのを見つめる度に。

僕は居た堪れない気持ちがして、
逃げ出したくなる。

自分の格好もだけど、
あのユノに僕がさせてる事って。

考えただけで、
申し訳ないようなそんな思いが込み上げてくるから。

そんな僕の勝手な思いが溢れ出さないように、
ぎゅっと手の甲を噛み締めた。

だけどね。

そんな僕の変化なんて、
貴方にかかればすぐに見抜かれて。

「─── チャンミン?」

ほら、ね。

口元を拭いながら、
僕の目線まで身体をずらし上げた。

その瞬間に、
貴方と僕の間で擦れる感覚に。

「っあっ!やっ、だ…」

僕は自分の熱を吐き出してしまった。

─── 恥ずかしい。

何もしてないのに。
貴方といるだけで、こんなに抑えられなくて。

馬鹿みたいに、
その温もりを欲しがって。

「チャンミナ?」

「もぉっ、見ないで、くださっ…」

恥ずかしいやら、申し訳ないやら。
両腕で顔を覆って隠した。

「どうした?」

どうもしてませんよ。

スパスタの貴方に口で愛撫させて、
何か申し訳ない気持ちになって。

だけど、身体は昂ぶってて。
つい、それを吐き出してしまって。

自己嫌悪に陥っただけですって。

「ほら、顔見せて。」

「ヤ、ですよ…」

「何で?」

「何ででも、です…っ。」

こんなで引き下がるユノじゃないって事は、
十分分かってる。

特に僕に関する事は、
神経質なくらい神経を使ってくれて。

時々、すごい愛されてる…
って錯覚に陥ってしまうほどに。

だから、そんな僕が。
こんな状態のままユノの前にいられるはずもない。

僕の腕に感じる温もり。
そしてそのまま顔から、腕が外される。

抵抗するつもりもない自分に笑えるけど、
でも今は。
心底顔を隠したい気分なんですよ。

「何で、泣いてるの?」

やっぱり、そこだよね。

「別に、泣いてなんか…。」

「さっき、我慢してたろ?」

気付いてた。

「理由、言ってみ。」

「そ、れはっ…
だから!!泣いてないんですってばっ!!」

「じゃ、これは?」

僕の手を取り、
噛んで痕が付いた部分を見せ付けられた。

「っ、これは…」

「理由、言え。」

ぴしゃりと言い放たれて、
僕はそれ以上いい訳出来ない。

こんな時のユノは、
本当に憎らしいくらいに「男」なんだ。

両手を掴まれたまま、
目尻にキスをされて。
僕の心は素直にならざるをえない。

「ただ、っ…」

「ただ?」

「すごい人に、何て言うか…
僕の、…してもらって。悪いな、って…
思っただけですよっ!!」

最後はもう、訳もなくムカついて。
思わず語尾が強くなってしまった。

「すごい人?─── 誰?」

「誰?って貴方に、決まってる…っ」

その僕の返事に、
訳が分からないって顔をして。
ユノの唇が僕の唇を掠めた。

「…ン…っ…」

「俺、全然すごくないけど?
んな事、一番傍にいるお前が分かってるだろ?」

「だけど…
そんな風に、思うんですよ…」

「片付けらんないし、服のセンスもイマイチだし。
言わなくていい事口に出したりとか。全然、イケてないと思うよ?」

「そー…いうことじゃなくて!」

「どういう事よ?
俺がステージに立ってる時って、お前も一緒じゃん。
そこに、すごいとかすごくないとか差ってないよ?
俺がすごいなら、お前もすごいし。」

何か、分かったような分からないような。

「それに。
好きな人に気持ちよくなってもらいたいって、
そう思ってシてるだけなんだけど俺。」

うわ。
またサラっと言いやがった。

「そ、…れは…」

「チャミナ、気持ちよくない?
俺にシてもらう時って、いつも悪いなってそんな風に思うの?」

違う。
一瞬、そんな風に思う事は多々あるけど。

でも、いつも。
そんなの考えられなくなるくらい、
乱れる自分がいる。

「ユノにシてもらうのは、めちゃくちゃ感じるし…
好きだし…っ…」

そして、結局は。
素直にもね。

「もぉ、チャンミンはしょうがないなぁ。」

ふにゃりとその表情が崩れて、
僕の頭を撫でてくれる。

ユノはすごい。

マジですごい。

僕を泣かせて、
僕を笑わせて。

その間の曖昧な感情をも、
引き出してくれる。

そして、その思いを。
簡単に掬い上げてくれる。

最強ユノ、だ。
本人は全然、気付いてないけど。

「チャンミナ。もう、泣かない?」

「え?あ、ハイ多分…。」

「多分?」

「絶対。」

「よし。とか言って、すぐ泣くんだろ。」

うっさいですよ。

「って事。
もっかい仕切りなおしだな。
チャンミナ、ユノにちゅうして。」

「うっ…」

な、なんつぅ恥ずかしい事を。

「ね?俺ってこんなだもん。全然、イケてないはず。それでいいの。ハイ、だから!ちゅうして。
ん?っーー!」

唇を突き出すユノが、
堪らなく愛しくて。

キス

せずにはいられない。

夜は、今から。





おしまい









ま、まさかの…
インなしーーーーーーっっ???
オットケ=====www
いや、でも。
この感じで終らせたかったので。
よしとしよう(にやり)

↑って書いてました(笑)
まあ、ツッコミどころ満載ですが…
少しでも楽しんで頂けましたら嬉しいです♡


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