Odette

背中合わせの2人のお話
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7th.Heaven .1

貴方は分かってない。僕は離れずにいられるなら、このままでいいと本気で思ってます───*CM「何でだよ!」「だから、何回も言ってるでしょ。」ああ、また同じ事で険悪になる。もう何回目だろう…そうなりたくないのに。「事務所は知ってるんだ。俺にも覚悟がある、だから公表して堂々と付き合いたいよお前と、…チャンミン。」少しだけ悲し気に見えるけど、でも絶対揺るがない強さがユノの瞳の奥にはある。いつもその覚悟はユノの中...
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7th.Heaven .2

*YHチャンミンが「うん」と言わない理由は、分かりすぎるほど分かっている。自分が犠牲になることなど何とも思わない強い人だから。間違いなく、自分ではなく誰かを思ってのことで。つまりそれは、紛れもなく俺の為だと言うことも。その気持ちは素直に嬉しい。だけど、俺の覚悟を見くびって欲しくない。お前とずっと歩いてくって、決めたから───俺の心の中には1つの考えがあった。果たしてそれがいいのか、悪いのか。果たしてそれ...
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7th.Heaven .3

*CM自分には出来ることはないんだろうか。ただ「NO」と言うばかりじゃなく、何か小さい事でも自分に出来ることは。ユノは事あるごとに公にしようと言ってくる。その気持ちは変わらず嬉しいし、「ダメです」とばかりしか言えない自分が実際嫌になって来た。言わないことが、公にしないことが、2人が一緒にいる為の唯一の術なんだろうか。こんなに卑屈にも似た気持ちを抱えたままでいるような、この状況が。でも、いくら自分に聞い...
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7th.Heaven .4

*YHチャンミンからの言葉は重くのしかかった。いつだって不安にさせてたのか?そうさせないように必死に突っ走って来たのに。自分を全て否定されたみたいで。強くなったつもりでいても、他でもないチャンミンからの言葉は簡単に俺に傷を付ける。ただ、その傷を癒すのもチャンミンでしかない───俺は俺らしくやる。もう迷いはなかった。チャンミンを結果傷つけてしまうかも知れない。結果それらは自分に返って来て酷く俺が辛くなっ...
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7th.Heaven .5

*CMあの時の言葉通り、ユノとプライベートで過ごす時間は減った。それ以外は、以前のまま。ただ1つ、誰か分からない相手からかかってくる電話が頻繁だと言うこと以外───秋から始まる日本ツアーの件で今日は事務所で会う予定になっていた。誰もいない、いわゆる青空スタジオで大きな鏡の前に立つと昔を思い出して胸が少しだけ痛い。見えない未来に不安になりながら、必死にダンスに励んだことを思い出すから。「お前、ちゃんと食べ...
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